昨今導入する企業が増加している「ウェビナー」ですが、集客に頭を抱えている担当者の人も多いのではないでしょうか。ウェビナーは実施のフェーズも当然重要ですが、それ以上に集客に力を入れるのがポイントです。
本記事では、ウェビナーの集客方法や集客を成功させるコツ、意識すべきポイントなどを詳しく解説します。
ウェビナーの集客方法は2種類ある
ウェビナーの集客方法は、大きく2種類に分けられます。主に「オンライン」と「オフライン」に分類され、それぞれに集客へとつながる特徴があります。一般的にはオンラインでの集客方法が主流となっていますが、オフラインもコンバージョンにつながる可能性が高いため、2つの手法を活用するのがおすすめです。
オンラインのウェビナー集客方法
オンラインを活用したウェビナーの集客方法には、具体的に以下のような手法があります。
Webサイトとブログで告知する
オンラインによるウェビナーの集客方法には、「Webサイトとブログでの告知」が挙げられます。すでに自社のサービスに興味を持っているユーザーに対してウェビナーを告知する場合、Webサイトとブログを活用することでスムーズに詳細を伝えることが可能です。
自社サイトのSEOに力を入れて検索からの流入数を増やすための工程などは必要ですが、サイトの成長後はコストをかけずに宣伝ができるようになります。現段階で自社サイトへのアクセス数が少ない場合は、後述するほかのオンラインでの集客方法を試しながらアクセス数を伸ばす取り組みに力を入れるのがおすすめです。
SNSを活用する
ウェビナーの集客をオンラインで実施するには、SNSを活用するのもポイントです。自社の公式SNSでウェビナーの告知をすれば、フォロワーに対して簡単に情報提供ができます。こちらの方法もWebサイトを使った方法と同じくアカウントを成長させる必要がありますが、成長後は同様にコストがかからない点がメリットです。
TwitterやFacebookなどを活用すると、フォロワーによる拡散効果も得られるため、自社サービスを全く知らない人に対してアピールできることもあります。
ダイレクトメールを送る
ウェビナーの開催を告知するダイレクトメールを顧客に送信するのも、1つの方法です。すでに保有している顧客情報をもとにウェビナーの情報を提供するため、興味を持ってもらえる可能性が高いのが特徴です。
また、ダイレクトメールに予約状況を掲載すれば、人気のウェビナーであることをアピールして参加を促せます。
Web広告を出す
ウェビナーを不特定多数のユーザーに告知する場合、Web広告の出稿も検討されます。Web広告は閲覧者に最適な広告配信ができるため、自社のウェビナーに興味を持ちやすい人に訴求しやすいです。
また、関連性の高いWebサイトにバナー広告を出すことで、効率よく宣伝効果を得ることも可能です。
セミナーポータルサイトで告知する
ウェビナーを告知する際には、セミナーポータルサイトの利用もポイントです。セミナーポータルサイトとは、セミナーの開催告知ができる専門のWebサイトです。基本的にはユーザーは無料で利用できるため、セミナーに対して興味を持っている人を集客しやすいのが特徴です。
セミナーポータルサイトにも得意・不得意があるため、自社のジャンルに合わせて使用するサービスを選択するのが重要です。
オフラインのウェビナー集客方法
オンラインでウェビナーの集客を行う場合、以下の方法がおすすめです。
DMを送る
オフラインでDMを制作し、ウェビナーを告知するのも1つの方法です。DMの作成および配送コストはかかりますが、クーポンや割引を添付するなどの工夫を加えやすいのが特徴となっています。
ウェビナーに興味がないユーザーにも、「お得なら参加してみようかな」と訴求しやすい点がDMを活用するメリットです。
ポスターとチラシを作成する
オフラインでウェビナーの集客をするのなら、チラシやポスターを活用するのもポイントです。一目で開催内容・日時・場所がわかるように作成することで、興味を持ってくれる可能性が高められます。
チラシは投函だけでなく、直接手渡しで配布するなどの方法も検討されます。
ウェビナー集客を成功させるコツとは?
ウェビナーの集客を成功させるには、いくつかのコツがあります。
参加者特典を用意する
ウェビナーへの参加者に「参加特典」を添付することで、お得感を演出して集客力を高められます。ウェビナーに参加しなければ得られない割引券など、ここでしか手に入らないメリットを用意するのがポイントです。
一方で、どれだけ特典がお得でも、ウェビナー自体に価値がなければ集客につながらないため注意が必要です。
ウェビナーの概要を告知する
ウェビナーの開催および告知の際には、その内容を簡潔に伝えるのが集客力を高めるコツです。なるべく短い文章やキャッチコピーを活用し、一目でウェビナーの魅力がわかるように工夫しましょう。
ただウェビナーの開催を告知するだけでなく、その魅力を伝えるように意識するのが重要です。
参加するメリットを記載する
ウェビナーに参加するメリットを中心に告知することは、集客を成功に導くポイントです。前述したように割引チケットを提示したり、「〇〇という情報が手に入る」と訴求したりといった方法が考えられます。
自社ウェビナーにおける「最も大きな強み」が何なのか明確にして、それをメッセージとしてを打ち出せると高い効果が見込めます。
応募方法をわかりやすくする
ウェビナーの告知時には、とにかく「参加方法をわかりやすくする」のがポイントです。どうやって応募するのかが明確になっていないと、応募までつながらない可能性があります。
顧客情報の収集を目的にすると、応募の手順が煩雑になりやすいです。あくまでウェビナーへの集客を高めることを目的にして、わかりやすい入力フォームで最低限の項目のみを記載事項に採用するのがおすすめです。
アンケートの特典をつける
ウェビナーに関するアンケートを実施する際には、「回答特典」を付けることで回答してもらえる可能性が高まります。アンケートはウェビナーに参加した人のリアルな声を確認できるため、次回の集客に活かせます。
「ウェビナーで紹介した内容の資料をもらえる」という特典を付けることで、次回以降の参加も促せるためおすすめです。
メールを送る
ウェビナーに応募した人には、開催前にメールを送信するのがポイントです。ウェビナーへの参加を希望したことを、うっかり忘れてしまう人は珍しくありません。
参加予定の人が不参加になるケースを減らすためにも、改めてウェビナーの開催日時を記載したリマインドメールを送付することがおすすめです。
ウェビナー集客で意識すべきポイント
ウェビナーの集客を実施する際には、いくつか意識すべきポイントがあります。
告知のタイミング
ウェビナーの集客を行う際には、告知における適切なタイミングを見極めることが重要です。一般的に良いタイミングだといわれているのが、ウェビナー開催の1ヶ月前です。
余裕を持ってお客様に参加申込みをしてもらうために、開催の1ヶ月前を目安に告知タイミングを設定するのがおすすめです。
リマインドを送る
先に解説した通り、ウェビナーへの参加を忘れてしまうユーザーは多いです。せっかく成功した集客を無駄にしないためにも、リマインドメールを前日、1時間前、15分前のタイミングで送付するのがポイントです。
リマインドメールにはウェビナーのURLを記載し、時間や場所などの詳細を確認できるようにします。
事前に資料を送付する
ウェビナーの参加者には事前に資料を送付し、大まかな内容を把握してもらうことも重要です。資料を閲覧してもらうことで、ウェビナーに参加するモチベーションを高く維持できます。
事前資料はウェビナーの内容を簡単に説明する形にし、短時間で読み切れるボリュームに納めるのがおすすめです。
まとめ
どれだけ魅力的なウェビナーを開催できても、参加者が少ないとその効果を高めることはできません。まずはウェビナーに参加するユーザーを効率良く集客する方法を確認し、自社に興味のある人を1人でも増やすことに力を入れるのがポイントです。
ウェビナーを開催する際には、申込み画面の作成から終了後のデータ収集までオールインワンで実行できる「EXPOLINE」の導入がおすすめです。
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