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今回のオンライン採用イベントの目的、実際の効果とは?
当社)
昨年初めてオンラインのみでイベント開催し、今回は2回目となりますが、前回より変わった点などございましたか?
今回は「求職者と企業の双方向コミュニケーションの場」を作りたい!
DISCO様)
前回は、各企業様のライブコンテンツを一方的に配信しており、いわばテレビ番組のようなイベントだったと思います。各社の視聴者数がデータで取れたという成果はあったものの、求職者の就職モチベーションを向上させたり、企業がより多くの有望な求職者と出会えたり…といったような部分については、会場開催型の時ほど効果が出せていたとは言えませんでした。
また、「配信が、企業→求職者の一方向的だった」という点について、企業側からも、求職者側からもご意見を頂戴いたしましたので、今回の開催ではその点を改善したいと考えておりました。
イベント会場をもっと「自由な交流の場」として提供し、企業と求職者のお互いのフィーリングが合えばその場で座談会を始めてもらえるような…
今回はそのようなコミュニケーション重視のオンラインイベントを目指しました。
「積極的なコミュニケーション」と「有効な情報収集」の場として成立
当社)
なるほど、前回の「一方向的な情報発信の場」から「求職者と企業の双方向コミュニケーションの場」へとステップアップさせたということですね。
開催を終えて、その部分での成果はございましたか?
DISCO様)
イベントサイトの機能によって企業と求職者間のインタラクティブな交流を生み出すことはできたと考えております。
実際にイベントに参加した求職者に感想を聞いたのですが、求職者からの評価は本当に高かったです!
ビデオチャット機能を使って、直接話をしてみたい企業のブースへ飛び込み、欲しい情報を取得することができたのが良かった、という意見が最も多く寄せられました。
一方、反省点としてはそれらの機能をすべての企業、求職者が利用したかといえばそうではなかったということです。積極的に活用し、コミュニケーションをとれた企業や求職者に対して、活用しきれない企業、求職者もいらしたようです。
やはり、「人気な企業にばかり求職者が集中してしまい、比較的知名度の低い企業はあまり求職者とやり取りできなかった」や、「採用担当者に話しかけにいくのは、まだ就活慣れしていない段階の求職者にとってはハードルが高かった」…などの意見も寄せられました。
当社)
求職者・企業間の活発なコミュニケーションを目的としたイベントの作りだったために積極的な求職者や人気な企業に対しては狙った成果は出せたものの、評価が2極化してしまったのですね。
DISCO様)
ただ、そういった企業もイベント会期1週間ほど経ってみると、参加企業へのエントリー数が大幅に増えていたので、少しは安心しました。イベント当日は積極的にコミュニケーションをとりづらかった求職者も、しっかり情報を持ち帰り後日活用していただけたということだと思います。
当社)
当日の盛り上がりだけではなく、後からジワジワ成果が出てきた側面もあったのですね。
御社としては、イベント後の参加した求職者のこのような動きは、最初から狙われていたのでしょうか?
DISCO様)
そうですね、イベント参加後に求職者たちも動き始めるだろう、とは予想しておりましたが、
イベント参加中に求職者たちにも、もっと積極的に盛り上がってもらいたい、というのが一番の目的だったというのが正直なところです。
まだ、オンラインの就職イベント自体に求職者も企業も慣れておらず、手探りで参加していた部分があったとも思いますので、よりインタラクティブなコミュニケーションを取りやすいようなイベントの形を模索していきたいですね。
当社)
一方で、今回のイベントを通して感じた課題などはございましたか?
DISCO様)
採用イベントに対して、求職者側が求めていることと、企業側が求めていることを、どのように落としどころを付けるのかという点が挙げられると思います。
本イベントは選考直結型として打ち出しているため、特定の企業への志望度が高まっている求職者に向けたものと位置付けておりました。なので、広く浅く様々な企業の情報を集める、というよりは、志望企業の解像度を上げるためや、第一志望を決定するために必要な情報の取得を目的とした求職者が多かったと思います。
一方で、企業側のスタンスとしては、ブースで待っていれば求職者が来ていろいろ話を聞いてくれる状況を期待していたと思います。
「目的のブースに来たけど隣も見てみようかな」というような偶発的な出会いを狙う設計もしては見たのですが、やはり、目的の企業を狙い撃ちしにいく求職者が多かったため、なかなか思った通りには動きませんでしたね。
当社)
なるほど、企業側の出展目的と求職者側の参加目的を事前に期待値コントロールしていくことの重要さと同時に難しさを感じますね。
EXPOLINEにもあるのですが、レコメンド機能や、足跡、関連企業タグ表示などを入れて、求職者が当初想定していなかった企業と“偶然”接触できるような仕掛けを入れたり、事前にL P上で当日の「歩き方」などの模範フローをいくつか作って示してあげたりなどしても良さそうですね。
DISCOが考える今後の就活イベントは?
当社)
ここまで、今回のオンラインイベントについてお話いただきましたが、今後の就活イベントについての考えをお聞かせください。
最近はコロナ禍も一部収束し、リアルからオンラインイベントへの移行の潮流も落ち着いてきたと思いますが、今後の就活イベントにおいてはオンラインとオフラインどちらに注力されていきますか?
DISCO様)
オンとオフ、双方の良いところを活かしたイベント開催を模索中です。
例えば、オンラインでのオンデマンド配信は、どんな時でもどこにいても情報を伝えることができ、企業はより多くの求職者にアピール、求職者はより広く情報を得ることができるという特徴がありますよね。
一方で、オフラインの場でないと見えてこない情報というものもあると思います。求職者の会話の目線の合わせ方や雰囲気は、Zoomのカメラでは分かりませんし、求職者にとっても、今まで興味が無かった業界や企業でもブースを会場でたまたま見かけたら面白そうだった、というように偶発的な出会いがあるかもしれません。
就職活動のイベントと一口に言っても、求職者の進捗具合によって、どう情報を打ち出していくべきか、どのような内容にすれば求職者は参加しやすいか、という部分が異なると思います。それらに合わせてオン・オフそれぞれにしかできないところを、見極めながら検討していきたいと思っています。
先ずは、オンラインで、広く情報を発信し間口を広げる、次に、「その企業を志望したいか」「この求職者を採用したいか」といった決定打となるような情報はリアルで取得する…というような感じでしょうか。
当社)
なるほど、採用イベントにおけるオンラインとオフラインそれぞれの得意分野が見えてきたのは、2回のオンライン開催を経てきた御社ならではですよね。
イベントプラットフォーム『EXPOLINE』を選んで良かった点は?
当社)
今回、弊社のイベントプラットフォーム『EXPOLINE』を採用していただきましたが、決め手となったのはどのような点でしょうか?
DISCO様)
やはり、決定打となったのは御社が就活系のイベントのことをよくご存じだった点ですね。
どうしても、参加企業が多く各方面への調整が必要なため、急な変更が重なってしまうことがあるのですが、とても柔軟かつスピーディーご対応いただきました。
当社)
ありがとうございます。おっしゃっていただいた通り、弊社はイベント会社の系列ですので、業界を問わない様々なイベントの経験やノウハウに裏付けされた対応力を強みとしております。
DISCO様)
他のプラットフォームサービスも検討したのですが、やはり、イベント慣れしていてプラットフォーム以外の部分も丸ごとお任せできる、という点がとてもありがたかったです。
例えば、弊社内の人員リソースが足りず事務局の設置を悩んでいた際に御社にお任せしましたよね。
イベント開催までのロードマップもイチから作成してくださったので、オンラインイベントの知識が無くても安心して準備を進められました。おかげさまで、トラブル0でイベントを終えることができました。
当社)
恐れ入ります。
SaaSのサービスは、プラットフォームを提供しておしまい、というものが多いと思いますが、そうだとプラットフォーム部分以外のイベントの準備をお客様に負担させてしまうことになりますよね。弊社は、イベントの準備をまるごとお任せしていただくことで、お客様に負担をかけさせずイベントの内容に注力してもらえるようにしております。
EXPOLINEの機能面についてはいかがでしたでしょうか?
DISCO様)
カスタマイズ性が高く、やりたいことを叶えてくれるプラットフォームだと思いました。
他のSaaS系のサービスだと、プラットフォーム自体の機能も、できること・できないことがはっきりしていて、プラットフォームに合わせたイベント作りをしなくてはいけないな、と思いましたが、
一方でEXPOLINEはできることの選択肢が多く、こちらの希望に合わせたデザインや機能にしていただけました。
プラットフォームありきのイベントではなく、イベントの目的に合わせた設計ができたところが良かったですね。
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当社)
本日はお時間をいただき誠にありがとうございました。
オンラインで活発なコミュニケーションを実現した就活イベントの成功例として、大変貴重なお話が聞けたのではないかと思います。
Withコロナ時代において、就活イベントはますます形を変え進化していくかと存じます。
今後も業界問わず様々なイベントノウハウを蓄積して参りますので、今後の採用イベントにおいて活かすことでさらにグレードアップしたイベントを共に作り上げられたらと存じます。