リソース不足を補う伴走支援!参加者3,000名のオンラインイベントを成功に導いたポイントとは

クライアント :
弁護士ドットコム株式会社 様
プロジェクト :
Gen AI EXPO 2023 ~ChatGPT・生成AIはビジネスをどう変えるのか?~

プロジェクト紹介

弁護士ドットコム株式会社では、法律相談ポータルサイト『弁護士ドットコム』やWeb完結型クラウド契約サービス『クラウドサイン』など、各種サービスを開発・運営しています。
同社はメディア事業として、複数のイベント運営を行っており。
今回、生成AIをテーマとした「Gen AI EXPO ~ChatGPT・生成AIはビジネスをどう変えるのか?」というイベント初開催いたしました。
どのような経緯を経て、EXPOLINEの導入に至ったのか。イベント開催における課題や今後のイベントの取り組みについて、ビジネスメディア&ソリューション事業部の飯田様、中西様に 伺いました。
担当者紹介

弁護士ドットコム株式会社

飯田様 中西様

サイト機能

・事前参加登録
・参加者の行動ログ取得
・2トラックの疑似ライブ配信
・来場者情報エクスポート

通常業務に加えての大規模イベント開催。リソース不足が深刻だった。

本イベントの開催の狙いを教えて頂けますか?

飯田様:
弁護士ドットコムでは、従来から広告事業としてイベント開催を定期的に行っています。これまでは主に企業の法務部門の方へ向けた300~400名規模のイベントが主でしたが、当社が今後AI領域に注力をしていく方針を固めた中で、弁護士ドットコム主催の大型イベントを主催することでAI領域およびイベント事業に弾みをつけていきたいという狙いがありました。

大型イベントの初開催ということで、どんな課題があったのでしょうか?

飯田様:
加えて、私たちがこれまで使ってきたシステムはSaaS系のイベントプラットフォームだったのですが、セミナーを複数トラックで配信することができないシステムであったこと。また、イベントの運営についてはサポートがないためイベント開催・当日運営に係る人手はすべて社内の人員で賄う必要があったため、ここでのリソースの問題が大きく課題になっていました。

他社イベントプラットフォームにおける機能面での課題はありました?

飯田様:
私たちが利用していたSaaS系のプラットフォームですと、講演ごとの視聴ログを取得することができませんでした。私たちは広告事業としてイベントを実施しているので、広告主の方々に自社の講演を視聴した方の情報をお渡ししたいのですが、それが叶わないという点が課題でした。

中西様:
ユーザーインターフェース(以下UI)があまりカスタマイズできないという点も課題がありました。これまでのイベント経験の中で、参加体験向上のためにはUIが非常に大事であるということを身に染みて感じていましたので、その点でもEXPOLINEは柔軟なUI設計ができるという点で魅力を感じていました。

柔軟なUIを実現するEXPOLINEの機能のご紹介はこちら


豊富な実績を元に提案をもらいながら、進められた点に安心感があった。

EXPOLINEのカスタマイズ性についてどう感じましたか?

飯田様:
今回のイベントで一番危惧していたのが、基調講演でとても著名な方をアサインできたがゆえに、基調講演だけを視聴して離脱してしまう参加者が多いのではないか?ということでした。他にも様々な講演を用意していたので、参加者の方に気になる講演をしっかり見つけて視聴いただくにはどうするか、という点に最も気を遣っていました。

中西様:
スプラシアさんから、次の時間に開催される講演をサイトトップでポップアップ表示することで視聴数を増やすことができるというご提案を頂いて、そのUIを実装したことで想定の10倍以上の講演視聴数を実現することができたので、機能面での柔軟性もそうですが、私たちの課題をくみ取ってご提案頂ける点がとても助かりました。
飯田様:
今回は我々も初めての規模だったので、具体的にこれがやりたいというものがない中で、課題だけお伝えをすると具体的なご提案で返していただけることもありがたかったですし、具体的にやりたいものがあった時にも最適解ではない場合には別の方法をご提案いただけた点なども非常に心強かったです。

導入後の印象としてEXPOLINEどんな点に価値を感じましたか?

飯田様:
ツールとしての魅力もありますが、EXPOLINEの場合、実際に私たちが設定をするわけではないので、EXPOLINEというツール以上にイベントに伴走頂ける体制面にとても価値を感じました。

中西様:
すごく細かい部分になりますが、他社のプラットフォームですと
イベントサイトのURLにプラットフォームのドメインが入ってきてしまうものも多く、
その点は実は気になっていました。ビジネス系のイベントだと主催企業が重視されることもあるため、サイトのURLだけでなく、事務局のメールアドレスもイベント独自のものに設定いただけた点は運営として非常にありがたかったです。

参加者の方に価値を感じて頂けるイベントを作り上げていきたい

今後改善できると良い点はありますか?

飯田様:
プロジェクト開始当初はカスタマイズ性が高いので、逆に何ができるのかがわからないという印象はありました。カスタマイズのベースやモックアップのようなものをご準備頂けるとイメージがつきやすいと思いました。

中西様:
今回参加者事務局をお願いしたので、まるっと対応をお願いできた点がとても助かったのですが、問い合わせ内容を随時共有いただける仕組みがあるとなお良いかと思いました。

今後のイベント事業の取り組みを最後に教えていただけますでしょうか

飯田様:
イベント事業はおかげさまで参加者の方からご好評をいただいていますし、今回の大きなイベントが成功事例になったので今後も開催数を増やして実施をしていきたいと考えています。
市場を見ると非常にイベントが乱立している状態なので、その中で参加者の方に価値を感じてもらえるイベントの形を模索していきたいと思っています。
良い講演が視聴できるというだけでは価値が弱いので、その点は工夫していきたいと考えています。

中西様:
私たちは広告事業としてイベントを開催しているので、参加者の方に「良いイベントだ」と感じて頂けるイベントを作り、積極的に参加していただけるイベントにすることで広告主の方々もついてくるというWin-Winなイベントを作っていきたいと考えています。

最後に、今後のイベント開催でEXPOLINEに期待する役割はありますか

飯田様:
やはりリソース不足が課題なので、運営面でサポートに入っていただきつつ、私たちでは発想できない企画や表現方法を引き続きご提案をいただけると嬉しいです。
さらに、今後はリアルイベントの開催やハイブリッド形式でのイベント開催も視野に入れています。EXPOLINEを活用したハイブリッドイベントのご提案も頂きたいと思っています。


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