新商品発表会をオンライン開催で実施!リアル開催に比べ開催工数が1/5以下になり、社内リソースの最適化に寄与

クライアント :
ユニリーバ・ジャパン 株式会社
プロジェクト :
ユニリーバ・ジャパン 新商品発表会

プロジェクト紹介

ユニリーバ・ジャパンはグローバルに展開するユニリーバ の日本法人です。
コロナ禍以前より春と秋に発売される新製品について、小売業、卸売業など の方を対象にした新商品発表会を全国各地で開催していました。
コロナ禍を契機に新商品発表会をオンライン開催にシフトせざるを得ない状況になり弊社とのお取引がスタート。
4年目のお取引となる2024年度もオンラインの利点を活かし、イベント開催を継続しています。
EXPOLINEを用いたオンラインでの開催経緯やメリットなどご担当者である高瀬様に伺いました。
担当者紹介

ユニリーバ・ジャパン 株式会社

営業統括本部ケイパビリティ&エキシビション

高瀬 英一 様

サイト機能

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  • アンケート
  • 管理画面(登録者一覧、競合チェック、各種ログ、アンケート)

事業について

御社の事業内容と高瀬様の部署の役割を教えてください

 

高瀬様:ユニリーバ・ジャパンは、1964年に世界最大級の消費財メーカー、ユニリーバの日本法人として設立されました。以来約60年にわたり、日本の消費者の皆さまに「ラックス」、「ダヴ」、「ネクサス」、「プラウドメン」「ドメスト」など、ビューティ&パーソナルケア、ホームケアのブランドをお届けしています。

 

営業統括本部ケイパビリティ&エキシビションが担当するのは、「営業部門の研修トレーニング」と「展示会」です。

 

展示会は小売業や卸売業向けのB to Bと、エンドユーザー向けのB to Cともに担当しています。

 

同じ部署で「研修」と「展示会」の両方を担当しているのは珍しいかもしれませんが、「お客様へ製品をわかりやすく紹介する」という点で、展示会は社員の教育の一環としての役割も担っています。

 

いま(3月)は新製品の準備と、4月から新入社員が入社してきますので忙しい時期ですね。

 

ユニリーバ・ジャパン 高瀬様

 

イベントの目的とオンライン化について

イベントの開催の目的について教えて頂けますか?

 

高瀬様:以前は毎年、新商品発表会を日本全国の主要都市を10か所くらい周ってリアルで開催していました。

 

「まず、発表会で全体のお客様に方針や製品について説明した後、各営業担当者がそれぞれのお客様を個別にフォローしていく」という流れです。

 

ただ、丸1日から2日におよぶ発表会を全国で開催するのは、非常に時間と労力がかかっていました。

 

発表会をオンラインで情報発信する形に切り替えて省力化したことで、その後のお客様へのフォローアップに、しっかり時間をかけて取り組めるようになったと思います。

 

以前は会場で実施していた製品特長を実感してもらう実験なども、うまく動画コンテンツにできたことで「製品が理解しやすい」とお声を頂いています。

 

また、視聴ログを取得することでまだご覧になっていないお客様に対しては、担当営業を通じて視聴の呼びかけをすることで参加率を高めるようにしています。

EXPOLINE導入前の課題

  • 新商品発表会なるべく短期間で全国に情報を伝えたい
  • 役員、担当部署・営業含めてスケジューリングやリソース確保に大きな苦労があった
  • リアル会場だと呼べる人数の制限があった

 

高瀬様:リアル開催だと全国同時発信は難しいという課題がありました。なんとか1〜2週間の間に各地区で開催できるようにと、発表会用の資材などを3ライン分作って、北から南まで日本全国の会場を行脚するスケジュールを組んでいましたが、かなりバタバタしていました。

 

役員のスケジューリングも大変苦労をしましたし、営業も開催期間中ずっと展示会に出ずっぱりでいないといけなかった。

 

また、会場によって呼べる人数にも制限があり、なかなか広くお客様に対してお話ができませんでした。

 

EXPOLINE導入の効果

  • オンラインにすることで全国同時に情報が伝えられる
  • リソースが大幅に削減された
  • 参加人数を制限しなくてよくなった

 

高瀬様:オンライン開催の場合は一度収録をしてコンテンツを作ってしまえば、全国同時に情報が伝えられますし、作ったあとはほぼ御社にお任せできますので、オンライン化によってコスト・人・時間などのリソースは、期待を大きく上回る削減ができたと感じています。

 

参加頂ける方の人数制限もなくなりました。「多くのお客様に我々の新製品や方針戦略を伝え、賛同・共感して頂き、共に成長していく」ということが非常に重要です。オンライン化によって今までお呼びできなかったお客様にもお声掛けできるというところは大きなメリットだと思いますね。

 

また、お客様だけでなく弊社の社員も含めてなのですが、アンケート回答数が伸びています。

 

リアル開催のころは「各テーブルにアンケートを置いて、退席時に記入して頂く」という形でしたが、やはり今の時代、オンラインでタイプ入力して頂く方が、来場者の方も回答しやすいのではないかと。アンケートは選択式の設問だけではなく、フリーアンサー式の設問もありますから。

 

回答の文字数や質も高まりましたか?

 

そうですね。アンケートを「いつでも書けて」「時間の制約もない」というフレキシビリティの高さはオンラインの大きな利点です。

 

もちろん書いて頂くための施策もしていますし、「アンケートを書きたい」と思えるような良い刺激になるコンテンツを提供できていることも、アンケートが伸びた一因だと考えています。

 

 

動画を社員研修にも活用頂いているとお聞きしました

 

基本的に小売業や卸売業に向けたコンテンツなので、「商品の基礎理解」という点で、社員研修にも、かなり使い勝手が良い動画コンテンツになっていると思います。

 

会社の新製品や方針が分かりやすくまとまっており、営業部門からも高い評価を受けています。今後は営業以外の部門でも活用を検討しています。

 

EXPOLINEの選定理由

EXPOLINEをご選定頂いている理由は

 

高瀬様:アンケートに関して有意性が高いことが証明されているということ、また御社は毎回、付加価値をつけて提案して下さるというところが、私自身も非常に助かっており、そういった理由から継続させて頂いております。

 

弊社のサポートについての評価は

 

備期間中は、毎週、定例会議を開催しており、事前に資料を揃えたうえで、システム・撮影・事務局などについてファシリテーションしながら課題点やネクストアクションを確認し、短時間で会議を進めて下さるので非常にやりやすいです。

 

また、皆様ITリテラシーが高いので、チャットツールを使った連絡やデータのやり取りもスムーズで助かっています。

 

今後の展望

 

高瀬様:現状は全国発売する製品のみオンラインの会場に載せているのですが、今後は地域限定や小売業限定の製品も、対象のお客様に向けてご案内ができればと考えています。

 

また、社内にはオンラインでなくリアル開催を推す意見もいくつかあったりはします。

 

しかし現状では両方を開催するのは難しいので、オンラインの形を保ちつつ、こちらから一方的に伝えるワンウェイではなく、例えばVRを使うなど、双方向でコミュニケーションを取れる形のイベントにできないか検討しています。

 

開催形式はもちろん、イベント内でのコンテンツ企画などもご提案させて頂きます。

 

はい。毎年、プラスアルファで新しいことを必ず取り入れたいと思ってますので、御社からも提案やアドバイスを頂きながら、新しいことに取り組んでいければと思っています。

 


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