オンライン懇親会を成功させるには?盛り上がる企画5選とおすすめツール

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、社内の懇親会をオンラインで開催する企業も増えています。しかし、オンラインでの開催となると従来の形式と大きく異なる点もあるため、どのような企画を実施すれば満足度が得られるか、また、どのようなツールを選べば良いか悩んでいる人も多いでしょう。そこで当記事では、オンライン懇親会の実施の際の注意点をはじめ、盛り上がりやすい企画やおすすめツールなどについて紹介します。

 

Withコロナ時代の懇親会はオンラインで!

新型コロナウイルスの感染拡大が未だおさまらない現状に、世の中ではコロナ対策を組み込んだ「withコロナ」の生活様式が広がりを見せています。このようなwithコロナの時代においては、懇親会を開く際も実際に会場に集まるのではなく、オンラインでの開催が望ましいでしょう。それでは、オンライン懇親会のメリットを見ていきましょう。

懇親会を中止するとどうなる?

実際に集まることができないなら懇親会自体を中止にしようと考える方もいるかもしれません。懇親会を中止にした場合どのような影響があるのでしょうか。

そもそも懇親会とは何のために開くものなのか考えることが重要です。社内懇親会を開催する大きな目的は、社員同士の交流を深めることにあります。懇親会を中止すると、社員同士のコミュニケーションが不足し、人間関係や信頼関係を構築しづらくなってしまう可能性があるでしょう。

また、懇親会は社外向けイベントやセミナーの後に開催するパターンもあります。このような懇親会の中止により、イベントの主催社・出展社においてはリード獲得・商談機会獲得のチャンスが失われ、イベント参加者においては人脈拡大の機会が減ってしまうことにもなりかねません。

社内・社外向けを問わず、懇親会はさまざまなネットワークをつくり、新たなアイディアやチャンスを発生させる有益な場です。中止することによってマイナスな影響が出る可能性があることは忘れてはいけません。

オンライン懇親会のメリット

オンライン懇親会を開催するメリットについても見ていきましょう。まず大きなメリットは、感染症対策をしながら開催できることです。コロナ禍においても、オンライン懇親会であれば感染拡大を気にせず実施でき、参加者同士のコミュニケーションを深められます。

また、大規模な会場を使用する必要がないので、会場使用料を削減することができます。懇親会と言えば飲食物を主催側が用意することが多いですが、オンライン開催なら各自で用意することになるため、懇親会のコストを大幅カットすることができます。

なお、全国どこからでも参加できる点もメリットの1つです。リアルな懇親会にはなかなか集まることが難しい人とも交流できるので、ネットワークづくりやビジネスチャンス拡大の幅がグッと広がります。

 

オンライン懇親会を盛り上げる企画5選

オンライン懇親会にはさまざまなメリットがありますが、画面越しの実施となるため、交流しやすいよう工夫が必要です。ここでは、オンライン懇親会で盛り上がりやすい企画を紹介します。

その1.ビンゴ大会

大人数の懇親会での定番ゲームと言えばビンゴです。リアルな集まりはもちろん、オンライン開催でも大活躍するゲームです。ポイントとしては、ビンゴに使うアイテムの準備をしっかりしておくこと。例えばビンゴの台紙は実際に集まる懇親会ならその場で配ればOKですが、オンライン開催の場合は不可能なので、事前に配布しておきましょう。

また、ビンゴの景品についても、景品を発表するスライドや動画などを事前に準備しておくと参加者の気持ちを盛り上げられます。なお、最近はビンゴに必要な手順(台紙の配布・抽選・番号のマーキング・商品交換など)を全てオンライン上で完結させられるアプリなどもあるので、利用するのも良いでしょう。

その2.接写クイズ

2つ目の企画として紹介するのは接写クイズです。出題者がクイズのお題となるものをウェブカメラに近づけ、それが何かほかの参加者が当てるというものです。少し角度を変えて映してみたり、ほど良くヒントを出したりしながら進めて行くと盛り上がるでしょう。TVのクイズ番組などでもたびたび行われています。

リアルな懇親会でこのゲームをやるとなると、カメラやモニターなどをわざわざ用意しなければなりませんが、ウェブカメラを使えば簡単に行うことができます。オンライン懇親会で使用する機器を活かしたオンラインならではのゲームと言えるでしょう。出題者や回答者を順番に回していけば、皆が満遍なく参加できるので、会話に入っていけない人やあぶれて孤立を感じる人が出ないようにできます。

その3.ジェスチャーゲーム

ジェスチャーゲームもオンライン懇親会で盛り上がりやすいゲームです。出題者のジェスチャーが何を表しているのかを当てるもの。参加者をグループに分け、グループの中でさらに出題者と回答者を分けて、制限時間内に何問クリアできたかをグループ単位で対抗します。

すべてのグループで同時に行うのではなく、1グループずつ順番に行うのがポイントです。どこかのグループがゲームをしている間、ほかのグループは待つことになりますが、出題者のジェスチャーや回答者が頭を悩ませている姿は見ているだけでも盛り上がりやすいでしょう。

その4.謎解きゲーム

4つ目に紹介するのは謎解きゲームです。参加者をチームに分け、チームごとに協力しながら、ストーリー仕立ての謎を解いていき、そのクリア時間などを競います。テレビや雑誌など、メディアに取り上げられることも多いゲームであり、謎解きゲームファンがいるほど人気があるため、大きな盛り上がりが期待できます。

また、「皆で謎を解きクリアを目指す」というはっきりした目的があることから、単に懇親会のレクリエーションとして楽しむだけではなく、チームビルディングを意識した取り組み方もできそうです。さまざまな謎解きパッケージが開発されており、ゲームのバリエーションが豊富なところもポイントです。

その5.「かぶっちゃやーよ」ゲーム

最後に紹介するのは「かぶっちゃやーよ」ゲームです。出題者は、参加者の「自宅にありそうなもの」からお題を設定して、参加者はそれぞれ自分で連想するものを制限時間内に探して持ってきます。その後、自分で持ってきたものを全員一斉にカメラに映し、同じ持ち物を持っていない人、つまり被る人がいなかったら得点獲得です。

例えば「自分の好きな食べ物」というお題で、チョコレートを持ってきたとき、ほかにもチョコレートを持ってきた人がいたらどちらにも得点はなしです。もしチョコレートを持ってきた人が1人だけならその人に得点が入ります。最後に得点が一番高い人が勝ちです。

 
チームワークのイメージ写真

オンライン懇親会の注意点

オンライン懇親会では、オンラインならではの失敗が起こることも少なくありません。懇親会を無事成功させるため、開催に際し意識しておくべき注意点を紹介します。

通信トラブルを防ぐ

オンラインのイベントで最も気を付けるべきことは通信トラブルです。ネットワークの状態や通信量、参加者が使用するデバイスのスペックなど、さまざまな要因により、通信の乱れが発生することがあります。通信トラブルでは映像のタイムラグを生んだり、画面や音声を途切れさせたり、オンライン懇親会の進行を妨げるような状況が発生します。

せっかく開催したのに、コミュニケーションを取りづらくなってしまい、参加者に不満が残る結果に終わってしまうかもしれません。

通信トラブルを防ぐには、懇親会開催中の状況をしっかり考え、事前に準備することが大切です。参加者の人数が一度に接続した場合の通信状態を具体的に想定し、トラブルの可能性が高ければより通信量の大きな回線に変えるなど対応しましょう。

また、当日は通信トラブルだけでなく、機材トラブル人為的ミスなどそのほかのトラブルが起こる可能性もあります。慣れないオンライン懇親会ではさまざまな事態に見舞われるかもしれません。参加者に「楽しかった」と満足してもらえるようなイベントにするため、十分な対策をする必要があります。

進行や管理が難しい

オンライン懇親会は、進行や管理が難しいことも課題の一つです。リアルな懇親会であれば、ちょっと周りを見るだけで会場の様子がわかります。状況によってレクリエーションタイムにしたり、盛り上がっていないところに気を配ったり、進行・管理もしやすいでしょう。

しかし、オンライン懇親会となるとそうはいきません。参加者の様子はそれぞれの画面を確認しなければわかりません。懇親会全体の雰囲気が掴みづらいので、進行や管理のタイミングを判断するのも簡単ではないでしょう。

だからと言って、ただそれぞれ思い思いに飲食や雑談をしているだけでは、グダグダな飲み会になってしまいます。また、仕切り役がいないと聞き手と話し手が固定してしまいがちです。参加者全員が平等にコミュニケーションをとるためには、皆が聞き手も話し手もどちらにもなれる会でなければなりません。

メリハリのある会にするためのコツは、進行・管理をしっかりすることです。流動的に進めるより、進行役やタイムテーブルなどをあらかじめ決めておいた方が良いでしょう。また、参加者が多いときはコミュニケーションが取りやすいよう、グループ分けをするのも一つの方法です。

プライバシーに配慮する

オンライン懇親会では、参加者のプライバシーへの配慮も重要なポイントです。実際に会場で行う懇親会と異なり、オンライン懇親会は自宅など、個人のスペースから参加する人が多くなります。例えば自宅から参加すれば、自宅内や家族などが画面に映り込む場合もあるでしょう。

しかし、自分のプライベートを知られることに抵抗がある人も少なくありません。また、オンライン懇親会は実際の会場への行き来がないので、終電など帰りのアクセスを気にする必要がありません。これはメリットと言えますが、その分、なかなかお開きのタイミングがつかめず、ダラダラと会が続いてしまい、参加者を困らせる可能性もあります。

このようなことを防ぐため、参加者の立場にたった運営が大切です。例えば背景を自由に変更できるアプリなどを使用すれば、参加者のプライベートな空間は映りにくくなります。また、開催時間をきっちり守るため、タイムテーブルを作成することをお勧めします。

チームワークのイメージ写真

 

オンライン懇親会に役立つツールは?

オンライン懇親会の開催には、ITツールの活用が不可欠です。ここからは、ツールの種類や選び方、おすすめのツールなどを見ていきましょう。

手軽に利用できるツール

オンライン懇親会を開催するためには、パソコンなどの機材のほか、ビデオチャットができるITツールが必要です。代表的なツールとしてまず挙げられるのはZoomです。アカウント不要かつ無料で利用でき、機能も豊富な点が特徴といえます。ただし、無料版は40分までしか使えないため、オンライン懇親会の時間がそれ以上である場合は活用が難しいでしょう。

Google Meetは制限時間や参加可能人数が比較的多いツールです。ただし、利用するにはアカウントが必要です。

WEB会議ツールであるremoは、音声が入るのは常時1人だけなので、多人数の懇親会でもしっかり話をしたい・聞きたいという場合に適しています。

また、SpatialChatoViceは話したい人に画面上で近づくことができ、距離によって音声の音量が変わるという特徴があるため、よりリアルに近い状態をつくれます。

このほかにも、SkypeやLINEなど、手軽にオンラインでコミュニケーションを取れるツールは複数あります。

最適なツールの選び方

オンライン懇親会をスムーズに開催するには、ツールの選びが非常に重要なポイントです。例えば、懇親会の参加者にあまり負担や手間がかからないものを選びましょう。アカウントの登録なども面倒だと感じる人もいますので、特別機密性を高くする必要がない会なら、アカウント登録不要なツールが便利でしょう。

また、ツールによって参加可能人数や制限時間が異なるので、開催する懇親会の規模に合わせて選ぶのも大切です。無料のツールは手軽に利用できる点やコストがかからない点が魅力的ですが、参加人数や時間の縛りが厳しいものが多くあります。

なお、通信トラブル回避や懇親会中の画質・音質を考えることも大切です。クオリティが高く安定した通信を求めるなら、ビジネス向けツールがマッチしやすいでしょう。大人数での懇親会を開くなら、グループ分けや個人チャット機能のあるツールもおすすめです。

失敗できないときは「EXPOLINE」がおすすめ

規模が大きく運営の難しいオンライン懇親会を開きたい場合、失敗せずにスムーズに開催したい場合などにおすすめなのが、オンラインイベント向けの運営管理システムEXPOLINEです。参加登録フォームや参加者情報ダウンロード、リアルタイムデータなど、参加者管理システムが充実していることが大きな特徴の一つといえます。また、EXPOLINEは外部ツールとの連携を得意としているため、当記事でオススメをしたZoomやoVice、SpecialChatなどのツールを組み込んだイベントをトータルでサポートいたします。

なお、イベントの準備から当日の視聴、事後フォローまでプロのサポートを受けられるため、あまりオンラインイベントの開催に慣れていない人でも安心して運営できるでしょう。イベント向けのコンテンツとして動画撮影や配信をすれば、よりオリジナル性の高い懇親会を開けます。各種業界・業種の大企業などにも活用されているツールであり実績が豊富なので、クオリティや信頼性が高いこともポイントです。
弊社でお手伝いをさせていただいた外部パートナー向けのオンラインカンファレンス&懇親会の記事も合わせてお読みください。

 

まとめ

懇親会は社内外において参加者同士の交流を深め、ネットワークを広げるための重要な場です。無料で使える手軽なツールもありますが、懇親会をよりクオリティの高いものにしたい場合は、機能が充実しサポートも手厚いEXPOLINEが安心です。公式サイトから簡単に資料請求ができるので、まずは手元に資料をダウンロードいただき、導入を検討してみてはいかがでしょうか。


お問い合わせはこちら