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主催社の我々以上にノウハウを蓄積してくれているので、Web周りの監修を安心してお願いできた。
SB’24 東京・丸の内として、新たな取り組みや改善はあったのでしょうか?
松本様:まず、コロナウイルス感染症が流行をし始めてからハイブリッド開催とオンラインを活用した取り組みをしてきましたが、今年度コロナ禍以降で初めて完全リアル開催に戻しました。この点がまず1点大きな変更点かと考えています。
新しい取り組みとしては、メディアとのタイアップで講談社の「FRaU」とのコラボレーションを実施したり、昨年に引き続きではありますがエリア型開催として、SB国際会議の参加者だけではなく、地域住民や企業にお勤めの方のための無料セミナーや展示会なども実施しました。
Web関連でいうと、8年目の開催にしてデザイン一新をしたというのが大きな変化でした。
UI・UXの一新にはなぜチャレンジしたのでしょうか?
松本様:これまではサステナブル・ブランド国際会議の発祥である米国のデザイン・テンプレートを元に世界9カ国でデザインに統一性を持たせて制作していました。。
しかし、WEBでローカルのコンテンツを見せるには限界があると感じていたこともあり、レギュレーションとして押さえるべきところは押さえつつも、視認性や見せ方を一新したというのが今回のチャレンジでした。
UI・UXの一新にはあたりEXPOLINE(スプラシア)はどのように寄与できましたか?
松本様:EXPOLINEには2017年の初開催からお世話になっています。そういったこともあり、Webに関してのノウハウは主催である我々よりも御社により多く溜まっている状態でした。
そのため今回、Webデザインのパートナーとの連携も担当していただきました。御社の豊富な過去の経験を基にデザインに対する提案やリスクヘッジを行っていただく役割を担ってもらいました。SB’24東京・丸の内は非常に多くのコンテンツや取り組みがあるのですが、これまでそれらを十分にWeb上で表現しきれていないところがありました。蓄積されたノウハウを3社で連携する事で、満足のいくアウトプットができた点は特筆すべき成果だったと感じています。
78個ものセッション数に対応できるのはEXPOLINEだけ!複雑なチケット管理もシステムで処理できたので事務局業務が格段に楽になった。
イベントの成果はどうでしたか?
松本様:まず参加登録者数については過去最大の申し込みがありました。当日の天候の影響などもありましたが実際の参加者数についても例年を上回る成果でした。
具体的な数字で言うと、 916の企業・団体から延べ4,927名の参加がありました。コンテンツとしては、 78個のセッションに172の企業から225名の登壇者に登壇を頂いたというのがサマリーになります。
参加者からのアンケートでは、90.8%の参加者が大変満足または満足と回答を頂けたことは主催としては嬉しいポイントでした。
EXPOLINEの強みであるカスタマイズ性という点への評価をお伺いできますか?
松本様:まず、カスタマイズ性という観点においては、78個ものセッション数に対応できるプラットフォームはEXPOLINEだけだと思っています。この点が我々のイベントにおいては最も重要なポイントになります。また、参加者から取得する項目も他のイベントに比べると非常に多いと思います。参加者に外国の方も多いため、日本語と英語のフォームを準備していることもありますし、有料イベントになりますのでプラン設定も非常に多く存在します。、参加日程や学生か法人か、さらに割引率なども複数ありカウントすることができないくらいのパターンが存在しているのですが、これらをしっかり制御できる点はEXPOLINEならではだと感じています。
入金管理については外部サービスと連携をすることで実現をしていますが、EXPOLINEと外部サービスを完全に連携していただいていますので、入金確認に対する工数が大きく削減できていることは事務局としては凄く助かっています。
ディレクター伴走型という点も強みとしてありますが、この点はいかがでしたか?
松本様:伴走支援も非常にありがたみを感じています。
やはりWebやシステムに関する知識というのは、イベント主催側ではわからない人も多く
専門的な用語や仕組みは理解できない点も多くあります。専門的な用語を私たちにもわかるように変換して話していただけることがすごくありがたかったです。我々はやりたいことのアイデアは出せますが、その実現方法はわからないので、アイデアに対して現実的な実現方法を提示していただける点もすごく頼りにしていました。
各会場でのトラッキングでより参加者のデータの精度を高めたい。EXPOLINEの実績であればできると期待しています。
今後、改善できると良い点はありますか?
松本様:メールの配信設定が自分でも作業できると良いと感じました。御社に作業していただけるので楽ではあるのですが、自分たちでも作業できる環境があればよりよいと感じました。
最後に、来年度のイベント開催に向けてチャレンジしたいと考えていることはありますか?
松本様:もう少しリアルでのネットワーキングを深堀りできるような場を作りたいと考えています。御社の実績で商談マッチングなど実現しているイベントもあるようですので、それらの技術には期待をしています。
あと、SB’24東京・丸の内はエリア開催という形式をとっているので、会場が色々な場所に分散しています。その各会場での参加者のトラッキングをより精度を高めたいと考えています。これも御社で実績があるとのことなので、次回はぜひ導入をしたいと考えています。