3年に渡るオンラインイベント。その変遷と今後について。

クライアント :
リコージャパン株式会社 様
プロジェクト :
RICOH Value Presentation 2022

プロジェクト紹介

リコージャパン株式会社が、お客様の経営や業務における課題を解決するための、デジタルサービスや業務プロセス改善手法を、実例を交えながら紹介するイベント。
2019年まではリアル会場にて行われていたが、2020年よりオンラインにて開催。

3回目開催となる2022年度は、「"はたらく"に歓びを ~人にやさしいデジタルを全国の仕事場に~」を開催テーマに、7月と11月の2回の会期に渡り様々なコンテンツを展開した。

スプラシアは、弊社グループ会社の博展と連携し、オンラインサイトの全体企画、サイト設計、コンテンツ制作、イベント成果レポートまでサポートを実施。
担当者紹介

リコージャパン株式会社

マーケティング本部 マーケティングセンター 
価値づくり推進室 価値づくり推進グループ

リーダー 平澤様、千田様

サイト機能

・ウェビナー事前予約
※オンラインコンテンツの視聴期待値を把握するため、またリアル会場の満席管理のため、登録数の管理、制御を行うことが可能。

・イチ押しコンテンツ表示
※登録時のお客様情報を用いてその役職や部署、興味などに合わせて最適なコンテンツをリコメンドする機能を保有。

・マイページ機能
※登録者情報の編集や、事前登録(予約)セッションの変更や、お気に入り情報編集、パスワード変更など、様々なパーソナライズコンテンツの編集や登録が可能。

・営業紐づけ、ログイン時、ウェビナー予約・キャンセル時営業通知メール
※お客様と主催者側の担当者を事前に紐付けることで、ログイン時やセッション参加、キャンセル時に担当者へメール通知を行うことが可能。

・アンケート
・来場者行動ログ取得
・資料ダウンロード機能
・配信ツールJstreamを用いた動画配信

など

コンテンツと共に営業の意識も変化し続けたイベント

当社)
2020年よりオンランイベントを開始し今年度は3回目の実施となりましたが、
これまでどのような変化があったのでしょうか?

リコージャパン様)
過去2年間を通し、弊社全体でオンラインイベントを武器として活かせるようになっていったと感じています。

2020年度は、コロナ禍により様々なイベントを急遽オンライン開催に変更し、“オンライン”というものに対して全社的にも手探りでした。
まずは、この『RICOH Value Presentation』(以下『VPre』)で、「オンラインでのアプローチはどのような方法がとれるのか」考えていこう、というような状態からのスタートでした。

特に展示に関しては、リアルイベントで行っていた内容を踏襲したイベントサイトの構成となっておりうまくいったとは言えませんでした。
2021年度は前年の反省からオンライン上でもお客様の課題を把握すると共に、解決策を訴求することに注力しました。
それによりお客様に「この製品やソリューションは自分の役に立ちそうだ」と思ってもらいたいと考えました。

当社)
初年度の手探りの状態から試行錯誤を重ねてイベントをブラッシュアップされていったのですね。

イベントの担当者の方やコンテンツ制作の担当の方は、早い段階でオンラインならではの訴求方法を理解し取り入れていくことができたかと思うのですが、御社の営業の方々について、
営業の場がリアルからオンラインに切り替わっていった際いかがだったのでしょうか?

リコージャパン様)
営業も最初はリアルイベントと同じような活用をしようとしていたので戸惑っていた部分が多かったと感じております。
リアルイベントではお客様をエスコートし、一緒にイベントを体感することでお客様の反応をリアルタイムに知り、そこでお客様の課題をヒアリングし提案につなげることができていました。
そういった方法がオンラインではできないですからね。

そこで事前に営業向けに体験会を実施しました。
体験会でコンテンツの内容も理解した上でお客様に合わせてコンテンツをお勧めし、その後フォローするという流れが定着していきました。
またオンラインイベントでは登録時やアンケートで営業が把握していない課題や関心度などを多く得ることができ、その情報から営業が商談に発展させるということも定着しつつあると感じています。

当社)
営業の方々に、コンテンツ内容とお客様へのアプローチ方法をインプットすることで、オンラインイベントを武器として活用してもらえるようにしたのですね。
その効果についてはいかがでしょうか?

リコージャパン様)
うまくオンラインイベントを活用できている営業は増えたと思っています。
「このお客様なら○○のセミナーと△△の展示をご紹介しよう」というシナリオを設計したうえでお客様をイベントにご招待し、「実際にご覧になっていかがでしたか?」と確認フォローを行い提案にまでつなげている、という具合に活用しているようでした。

リアル、オンラインに関わらず、イベントにおける営業の課題ではあるのですが、
イベントはお客様をご招待するだけでなく、弊社に興味関心を持っていただけるようにイベント内でどれだけ働きかけられるか、といったことが重要だという意識を周知していく必要があると感じています。

当社)
なるほど。リアルからオンラインへの移行でイベントの場所やお客様へのコミュニケーション方法は変わってきてはいますが、イベントというお客様との接点をどう活用していくか、という考え方自体は変わらないのですね。

年2回開催のメリット

当社)
2021年度より7月、11月の年2回開催されていますが
この意図についてお伺いできますでしょうか?

リコージャパン様)
お客様からのご要望として、法改正やDXについての事例などタイムリーな情報が欲しいというご要望にお応えする形で開催となりました。
7月開催で得られる情報を11月開催で、社内の実例を含めたより具体的な課題解決方法やご提案を展開していくという形になっています。

当社)
実際、2回開催となりお客様や社内の反応はいかがでしたか?

リコージャパン様)
「リアルな働き方改革やDXの最新情報をいち早く得られた」という点で非常に好評でした。

急激に働き方改革やリモート勤務が進んでいる昨今、とりあえずTeamsなどのツールを導入してみたが、それを具体的にリモート朝礼や、プロジェクト管理、日報などにどのように活かしたら良いか分からない、というご状況のお客様が多くいらっしゃいました。

そこで、お客様がすぐに実践できるようなツール、サービスの運用方法をいち早くお届けするために、
成功した事例も失敗した事例も含め弊社の社内実践の様子をベースに、リアルタイムな情報をお届けするようにしました。

最新の事例を知ることができる、というお客様にとってのメリットももちろんですが、
社内的には、年2回開催でお客様との接点が増えることでお客様への提案機会が増えたというメリットもありました。

当社)
年内に2回開催することは、お客様にとっても貴社にとっても非常に有意義だったのですね。

リコージャパン様)
はい。
今までのリアルイベントのように、実際の商品を見せてデモンストレーションをし「問題を解決してみせました」というような形での提案ができなくなった中、
デジタルならではのアプローチ方法や機会をどのように効率的に使うのかという観点
イベントに取り組むことができ、大変良かったと考えております。

最初からうまく設計できたわけではなく、2回目、3回目と開催していく中で、より良く変化してきていると感じています。

オンラインイベントにおけるメタバースの活用について

当社)
デジタルならではのアプローチ方法や機会を活用していく中で、オンラインイベントの良さや、長所などは感じられましたか?

リコージャパン様)
やはり、「お客様に、どんな場所でも、何回でも好きなタイミングでコンテンツを見てもらえるところ」だと思います。

弊社は全国にお客様がいらっしゃいますので、
リアルに訪問することが難しいお客様、業種の特性上リアルイベントに行くのが難しいというお客様に対して、場所や時間にとらわれずいつでも価値提供ができるのはとても良い点でした。
また、法改正など一度では理解が難しいコンテンツも多いため、何度もご訪問いただき繰り返し閲覧いただけるといった点もオンラインイベントでの長所ですね。

当社)
なるほど。お客様との接点の時間や空間を限らないからこそ、単純に多くの人にアプローチできるだけでなく、一人一人のお客様により理解していただけるという利点もあったのですね。

今回は、展示コーナーにおいて、”メタバース”という新しい取り組みを行われましたが、良かった点、想定とは異なった点などはございますか?

リコージャパン様)
結果、操作方法がわかりづらいという声はあったものの「面白い」「よかった」という声が多かったですね。

新しいものへの関心や、高いリテラシーをお持ちの一部のお客様は使いこなせるとは思ったのですが、そうではないお客様もいらっしゃる中、メタバースを出して、果たして受け入れていただけるのかと不安はありました。
社内外からメタバースを使ってほしいという声があったことから、需要があるということで導入に至りました。

当社)
そうなのですね。「よかった」というと具体的にどのようなご意見が寄せられたのでしょうか?

リコージャパン様)
アンケートのフリーコメントを見ると、
「トレンドのものを初めて体験できた」
「メタバースと聞いたことはあってもイメージがつかなかったが体験できてよかった」
「このような形で、メタバースはビジネスで使えることが分かり勉強になった」
などのお声をいただきました。

当社)
ありがとうございます。
メタバースというものは知っていても、実際に体験したことはなかった方にとって貴重な体験だったのですね。
御社としては、メタバースは今後も取り入れていきたいものになりますか?

リコージャパン様)
今後も継続してほしいという声はいただいておりますが、
2022年の実施で好意的な意見が多かったのは、メタバースがトレンドのものであって、それを体験できるということ自体が、お客様にとって価値があるものだったという点が大きいかとも思います。

ビジネスでのメタバース活用はまだまだ広がりがあると思うので、活用のヒントなど2022年で実施した以上の価値を付加できるのであれば是非取り入れたいと思います。

希望としては、メタバース会場の中で円滑なコミュニケーションがとれ、お客様をエスコートできるようなものがあればいいなと思います。

当社)
最初は、コロナ禍の代替手段としてオンラインイベントに移行されたかと存じますが、今後コロナが終息した場合でもオンラインイベントは施策のひとつとして候補にあがりますか?

リコージャパン様)
候補としては挙がり続けますね。
業界全体でもオンラインイベントやウェビナーは当たり前になっているので活用しない手はないと思います。
今後は、イベントの目的に応じてオンラインイベントとリアルイベントを使い分けしていくようになるかと思っています。

スプラシア・博展の対応と今後期待すること

当社)
スプラシア・博展のディレクションについていかがでしたでしょうか?
また今後期待することはございますか?

リコージャパン様)
リアルイベントはもとよりオンラインイベントでの経験もあり、スケジュール・タスク管理もしっかりしていたので、不安を感じることなく進めていただけました。

システム開発の仕方や用語を使ってしっかり進行や品質管理ができるスプラシア様と、イベントや配信の経験が豊富な博展様のタッグだからこそ、安心してお任せできたのだと思いました。

スプラシア様のディレクションについては、メインのディレクターさんがすべてを把握してくださっていて、疑問や要望に対してすぐに回答をいただけたのがスムーズな進行に繋がったのだと思っています。

当社)
ありがとうございます。
最後に、今後の『VPre』についてお聞かせいただいてもよろしいでしょうか?

リコージャパン様)
はい。
いままでのイベントというものは、お客様の多い都市部を基点としイベント設計をしてしまいがちでしたが、オンラインイベントでは場所の制約がなく全国のお客様に情報をお届けでき、お客様にもメリットを感じていただけていると思います。

とはいえ、リアルとオンラインでは、それぞれ得意な分野が違いますので、それぞれの特徴を活かしたかたちで今後オンラインをどのように展開していくのか、これからも検討していきたいと思っています。

当社)
ありがとうございます!ぜひご期待に沿えるよう尽力いたします。
本日はありがとうございました。


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